女の子だって甲子園
“女の子だって甲子園”を夢見る主人公の桐谷花鈴(きりたにかりん)は甲子園大会に憧れる都立星桜高校女子硬式野球部のピッチャー。
迎えた春の大会、チームは奮闘するも京都雅高校の柊木美玲(ひいらぎみれい)に完膚なきまでに打ち負かされてしまう。
美玲に勝ちたい!という一心で幼なじみの大門頼(だいもんらい)の指導のもと、投球フォームや球の握り方など試行錯誤するが、果たして花鈴は勝つことができるのかー?
花鈴を巡る数奇な運命を汗と涙と恋心で描く野球マンガ、スタート!!
ストーリー
桐谷花鈴は「甲子園」を夢見て学校生活を送る星桜高校の3年生。
普段は食べることが大好きな普通の女の子だが、野球のこととなると人一倍負けず嫌いの頑張り屋さん。
放課後は毎日、「夢は叶う」をモットーにチームメイトの清澄宙子や麻布小春たちと野球の練習に励むもののいまだに公式戦での勝利はなし……
ピッチャーの花鈴は自分に責任を感じ、試合を思い出しては悩んでしまう。
そんな悩みを幼馴染で甲子園を目指している男の子、大門頼に話すと、なんと一緒に特訓してくれることに。
幼いころから花鈴と頼は「甲子園に一緒に行く」と約束していた。
その夢を実現するために、毎晩の自主練が始まるが頼に想いを寄せる小春が2人の練習を見てしまい……
試合中にも花鈴と小春はぎくしゃくしてしまう。
3人の関係はこれからどうなっていくのか。
一方、花鈴の中学時代のバッテリー朝陽さきは、高校では花鈴と離れ女子硬式野球の強豪校、彩愛女学院で大活躍!!
京都には花鈴のボールを完璧に打ち込んだライバル、柊木美玲が存在するが彼女の意外な事実にも困惑、さらには野球に因縁を持つサッカー部、青山綾斗が女子硬式野球部を敵対視…!
次々と起こりゆく困難に、花鈴は立ち向かっていくことができるのか。
そして果たして花鈴は、甲子園のマウンドに立てるのか。