原稿用紙の見方
原稿用紙(B4サイズ)の場合
基本枠(270×180mm)
キャラクターの顔などの読者に伝えるべき絵の主要部分やセリフ、効果音などの描き文字はこの基本枠内に収めるべき
タチキリ線(仕上がり線)
この枠内までが本の印刷範囲の目安
ここより外は切り落とされるので注意
外枠
目盛りが書かれているのでコマの枠線を引く時に便利
また基本枠を越えて絵を描く場合はこの外枠いっぱいまで描いた方が切り落としがずれてしまった時でも安心
ノド(とじしろ)
ノド(とじしろ)とは
冊子になった際に紙が綴じられることによって隠れて見えなくなる部分のこと
なので原稿に漫画を描く時は、タチキリ線と各ページのノドの部分を除いた範囲内に収める
- 左ページ
- 右ページ
例
- 正しい例
- 失敗例
ここでコマの枠を基本枠までにしたり外枠いっぱいまで描くことで見せ場となるシーンがより目立つ
見開き
漫画の中で2ページ分を使ったページのことを『見開き』ページという
ここぞという重要なシーンに使うと読者によりインパクトを与えられる
見開きページの作り方
- 左ページ
- 右ページ
基本枠からノド側に向かって15mmのところを折って(または切って)裏からマスキングテープなどでとめる
折る場合
- 1
- 2
切る場合
- 1
- 2
見開きページの完成
見開きページのときもノドは変わらず基本枠から内側なので、キャラの顔やセリフなどを真ん中に描かないように注意しよう!
おぉ〜!
スッキリして見やすくなった!
コマ割りから漫画作りは始まっているんだ!!